かんなび 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。

2023.09.15

【記者発表】野菜や果物に含まれるケルセチンがいかに吸収され、機能性を発現するか(石坂朱里助教・村上明教授ら)

石坂朱里助教、村上明教授(兵庫県立大学環境人間学部)、山﨑正夫教授(宮崎大学農学部)らの研究グループは、タマネギなどの野菜や果物類に広く含まれるケルセチンの体内への吸収機構や機能性発現機構についての新しい知見を論文発表しました。

ケルセチンは、抗動脈硬化作用や抗肥満作用など多彩な生理機能性を示すポリフェノールの一種で機能性食品の有効成分として期待されています。その反面、体内への吸収効率が極めて低く、また化学的に分解しやすい特性を持つにも関わらず脳内にまで移行するなど、吸収機構について未解明な側面がありました。ここで石坂助教、村上教授らが着目したのが、血液や尿などの体液中に含まれる、直径30-2000 nmの細胞外小胞(extracellular vesicles, EV)でした。

研究について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

兵庫県立大学記者発表ページ

兵庫県立大学記者発表資料

掲載論文ページ

 

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