2022.11.09
【受賞】酒粕に関する研究で若手研究者発表奨励賞(坂本薫研究室・院生)
日本酒などを作る際に生成される酒粕。
タンパク質、食物繊維やビタミンなど豊富な栄養素があると知られ、多くの機能成分やさまざまな生理機能を持つことが明らかになっています。ところが、粕漬けや粕汁などの伝統的な活用方法は食生活の変化により需要が減少しています。
環境人間学研究科博士前期課程坂本薫研究室の院生は、現代の暮らしにあった酒粕を有効利用できる新しい方法を探るため、貯蔵や加熱による変化について検討し、有効成分が増加することなどを見出しました。
2022年9月3日(日)に兵庫県立大学姫路環境人間キャンパスで行われた日本調理科学会2022年度大会で発表し、「若手研究者発表奨励賞」を受賞しました。
タイトルは「酒粕成分の貯蔵による変化と加熱調理による変化」です。