建設技術フェアin 中部運営委員会は、産・学・官の技術交流の場を提供し、技術開発や新技術導入の促進に資することや建設分野を専攻している学生に技術開発の現状と方向性を紹介することを目指しています。このコンテストでは、建設現場(道路工事・河川工事・湾岸工事・維持管理等)において、あったらいいなぁと思う便利なツールのアイデアを募集し、夢をつくるプロジェクト2024を開催しました。

このコンテストに環境デザイン系の宇高研究室の4年生が応募し、見事「最優秀賞」を受賞しました。提案のタイトルは、事故が“もっと減る”ヘルメット(Helmet)という意味を込めて、『スマートヘルメット「HELMOTTO」』。建設現場には欠かせない頭部を保護するヘルメットに着目し、過去に起きた事故事例を学習させた画像解析AIと掛け合わせたツールをデザインしました。

社会課題を認識したうえで考えられていること、ヘルメットは建設業において欠かせず実現性の高い内容であること、事故だけではなく熱中症やヘルメット着用率などへの応用が可能であり、今後夢が広がっていくようなアイデアとして評価されたようです。

宇高 雄志（教員紹介ページ）

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