かんなび 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。

2024.07.17

【メディア掲載】キャンパス内の旧制姫路高校学舎(国登録有形文化財)を知って、味わってもらうプロジェクト展開中!

環境人間学部のある県立大姫路環境人間キャンパスには国の登録有形文化財にもなっている歴史的建造物があるのをご存じでしょうか。現在では「ゆりの木会館」と「講堂」と呼ばれる二つの建物は、旧制姫路高等学校の学舎だったもの。それぞれ1924年、1926年に建てられました。

外観はさわやかな白にエメラルドグリーンの窓枠、内部は木のぬくもりが感じられるとても美しい洋風木造建築で、現在でも、大学のイベントや会議等で使われています。NHKの朝ドラの舞台になったことも。

ただ、環境人間学部のほとんどの学生は中に入ったこともなく、そもそもこれが旧制高校の建物であったことも知らないという状況でした。自分が通う大学に貴重な文化財があるにも関わらず、触れたこともなく、何も知らないなんてもったいない!

そこで、社会デザイン系井関ゼミの3年生5人は、ゆりの木会館が100周年を迎えるこのタイミングで、この二つの建物を学生や教職員に、さらには地域の人たちに知ってもらい、味わってもらうためのプロジェクトを開始。その第一弾である「講堂×ランチ」では、6月末から期間限定で昼休みとそのあとの3限の時間、講堂を開放しました(3週にわたる火曜と木曜で、計6回)。

開催案内のチラシ

 

7月14日、井関ゼミのこのプロジェクトが神戸新聞で紹介されました。

100年前の高校学舎、どう生かす? 朝ドラにも出た姫路の洋風建築 県立大生ら活用策探る(神戸新聞)

プロジェクトはまだ始まったばかり。第2弾、第3弾の取り組みを計画中です。

 

講堂開放の様子

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