かんなび 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。

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2022.10.22

幼い頃から好きだった「建築」。 学びを進めて、人のための住宅を建てたい。(愛媛県立八幡浜高校出身)

高校では吹奏楽部。今でも私の元気の源。

愛媛県立八幡浜高校の一番の思い出は、吹奏楽部での活動です。中学生の頃から続けていたパーカッションでパートリーダーを担当。高校1年、2年時には地区代表として県大会に進むことができました。今でもたまに吹奏楽のコンサートに出向きます。聞いていると心が躍ってきて、元気が出てきます。

3年生になり進路を考えるうちに、家を建てる「建築」という仕事に目が向くようになりました。幼い頃から、モデルハウスや友達の家に興味があったし、テレビ番組「大改造‼劇的ビフォーアフター」の影響もあって、家を建てる仕事がしてみたい。建築学を学びたいと思うようになりました。

高校の吹奏楽部の活動

「人間」に寄り添った建築を学ぶため、環境人間学部へ。

建築と言っても橋やビルなど大きな建物もありますが、私はより人に身近な「住宅」に興味があったので、建築だけではなく人間についても学べる環境人間学部はぴったりだと思いました。ここで「人間」に寄り添った建築を学びたいと受験を決めました。

偶然、栄養に興味のあったクラスメイトが環境人間学部の食環境栄養課程を受験することになり、とても心強かったです。今でも彼女とはたまにキャンパス内で顔を合わせます。

幅広い学びは、すべて住宅設計に活かせる

入学前から、建築が学べる環境デザイン系に進みたいと決めていたので、1回生から建築の先生の講義を積極的に受けました。

三田村哲哉先生の「建築文化ツーリズム」では世界中のいろんな建物を知り、建物の用途を変更し再利用する「コンバージョン」を学びました。古いものを活かしながら新しく利用する建築の面白さを知ることができました。

また、建築以外でも幅広く学べるのは、環境人間学部だからこそ。例えば、認知心理学で人間の勘違いの心理について学んだのですが、人が安全に暮らすための住宅を考えるうえでふさわしい形や色を工夫するのにとても役立つと思いました。

幅広い学びはすべて住宅設計に活かせるはずです。

3回生で水上優ゼミに所属 「建築を根本から考える」 

2年生のとき、建築論・建築史が専門の水上優先生の授業を受けて「建築を根本から考える」ことの重要さ、面白さを知り、水上先生のゼミに所属することにしました。

「建築を根本から考える」というのは、例えば、昔の建築をみるときは、単に目に見える形だけでなく、建設当時の意義、目的、用途は何か?歴史を遡って、その時代、思想などいろんな方向から分析するということですね。また、新しい建築を設計する時も、幅広く深く考えることで、よりよいアイディアが生まれてくるんです。

 

水上ゼミの活動の一環でキャンパス内のゆりのき会館(国の登録文化財)を見学

設計コンペ『木の家設計グランプリ』に出展。『ビルダー賞』受賞!

水上ゼミの活動の一環で、『木の家設計グランプリ』という設計コンペに応募しました。幸い、企業賞である『ビルダー賞』を受賞することができました。その時の共通テーマは「コロナ禍における職住一帯の住まい」。私は、コロナ禍では住宅は従来の役割に加えて、学びの場、仕事場など、いろいろな役割を期待されると考え、用途毎に部屋をバラバラに配置する住宅を設計しました。そのアイデアの斬新さが評価され、受賞につながりました。

設計のアイデアを生み出すのは非常に大変ですが、とても楽しいことでもあります。水上先生にアドバイスをもらい、ゼミ生とアイデアを出し合えたのは、とても貴重な経験でした。同じテーマなのに全然違うアイデアが出されるのが、建築の面白いところです。

設計コンペに出品した作品(ビルダー賞受賞)

卒業設計「地域とのつながり、 まちの居場所を考えた新しい小学校」

4年生の最後に取り組む卒業設計では、自分が通った愛媛県の小学校の敷地に、私なりの「新しい小学校」を提案しようと思っています。少子高齢化で学校の用途も変わってきています。ご近所の関係も薄くなってきている地域社会の中で、人と人をつなげていけるような小学校ができたらと考えているところです。地元ならではの海沿いの道、みかん畑などの風景を取り入れたいと今からアイデアが膨らんでいます。

一歩踏み出し、挑戦することを恐れないで。

高校の時からの夢だった住宅の設計ができる積水ハウスから内定をいただきました。来春からお客さんの近くで設計できることを楽しみにしています。

私は心配症で建築を専門とすることに不安がありました。本当に自分は建築に向いているのか、私が入っていける世界なのかと。でも、学び続けているうちに、設計の面白さに気づき、大変だけどやっていけそう、と建築の道に進むことに確信が持てるようになりました。だから、自分の進む道に悩んでいる人には、自分の興味のあることに挑戦することを恐れないで、一歩踏み出して欲しいと思います。

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