かんなび 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。

2022.11.28

【project】姫路の複合施設「イーグレひめじ」の利用を促進する若者向けパンフレットを制作!(太田ゼミ/都市計画)

都市計画という分野では、都市に必要な集客施設をつくるだけでなく、すでに稼働している都市施設のあり方を考え、その利用を促すことも重要な課題の一つとしています。

姫路市には姫路城のすぐ正面に「イーグレひめじ」という複合施設があります。2001年に建設され、現在ではホールや会議室、店舗、飲食店、保育施設など様々なテナントが入っています。姫路駅周辺の開発が進む中で、駅から少し離れたこのイーグレの利用者数をいかに増やすか。

イーグレひめじの外観・内部

この課題に取り組んだのが、社会デザイン系の太田尚孝ゼミ(都市計画研究室)の3年生の4人の学生。「誰かにおすすめし、利用したくなるイーグレ」をコンセプトに、2022年の2月から活動をスタートし、イーグレの管理会社やテナント、地域のデザイナーの協力を得て、調査を行い、課題を整理。学生等の若者の利用が少ないことに着目し、若者をターゲットとするパンフレットを制作することになりました。制作にあたっては、テナントにインタビューをしたり、写真を撮影したり、内容構成、折り方、デザインなど、検討を重ねていきました。

関係者へのインタビューの様子

メンバー内で構成を検討

最終的に完成したのがこちらです。40㎝四方の用紙を9面折したもので、開きやすく、内容を理解しやすい配置としました。フロアマップを軸に、設備や特徴を掲載し、さらに、テナント店主のインタビューや学生による一言メッセージをいれて親しみやすくしました(本ページ最下部からダウンロードできます)。ぜひご一読いただき、イーグレひめじに足を運んでいただければと思います。

 

太田ゼミでは、この取り組みを環境人間学部のプレゼンイベント「環境人間学フォーラム」で発表しました。その時の動画がこちらです。

 

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