社会デザイン系では、毎年10月、翌月の中間発表にむけて学生どうしでそれぞれの卒業研究を発表し合う卒研ワークショップを開催しています。2022年度は10月6日、最近、整備されたDX教室で開催されました。

このワークショップでは、違うゼミの学生約6人が一つのグループをつくり、スライドを使ってそれぞれの研究について発表し合います。まだ、卒業研究は途中段階であるため、現在の自分の問題意識や研究の方法、現時点で得られている結果などを報告し、今後の研究の進め方や方向性についてみんなで議論し合います。

このワークショップにむけて各自、研究内容を整理し、スライドをつくり、発表練習を重ねてきました。指導教員の先生からアドバイスをもらったり、同期の学生からコメントをもらったりしながら、すこしずつ卒業研究の骨格を組み立ててきました。

ワークショップ前までは、学生たちは、「ちゃんと発表できるだろうか」「質問に答えられるだろうか」「違うゼミの発表にちゃんと質問できるだろうか」、と不安がっていましたが、蓋をあけてみれば、みな堂々とプレゼンをしていて、どのグループでも活発な議論が行われていました。さすが、4年生。プレゼンや対話を重視する環境人間学部の学びがしっかりと生かされていました。

全員が発表した後は、それぞれのグループで振り返り。お互いの研究テーマの違いについて語りあったり、研究方法・スタイルの違いについて認めあったり、研究中の苦労をシェアし、みんなで「そう！そう！」と共感したりと、盛り上がっていました。

この日の学びを活かして、来月の中間発表にむけてさらに頑張ってください！