かんなび 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。

2023.06.15

兵庫県大ブランド清酒「う米ぜ!(うまいぜ)」の酒米の田植えをしました

環境人間学部の履修科目「特別フィールドワーク」では「農で食育を考える」というプロジェクトがあり、農業・畜産業に従事する生産現場の方のお話を聞いたり、農産物の収穫なども行っています。その一環として、約10年前から茨木酒造(明石市)のご協力を頂き、清酒造りの体験プロジェクトを実施しています。この清酒の名前は「う米ぜ!(うまいぜ)」 と言い、以前に履修学生が命名したものです。1年間かけて造ったお酒は兵庫県大のブランド品として、毎年、大学生協などで販売しています。

今年度、6月3日には、履修学生は茨木酒造(明石市)を訪ね。清酒の製造法や国内外における酒類産業の動向などについての説明を受けました。その後、酒蔵へ移動し、発酵タンクの中で盛んに炭酸ガスを出している醪(もろみ)に驚いたり、酒粕が製造できる圧搾ろ過機や清酒酵母なども見学させて頂きました。

また、6月10日には泥だらけになりながら酒米「五百万石」の田植えを行いました。参加した学生は、最初はこわごわと田んぼの中へ 入って行きましたが、徐々に慣れていき、あちこちで歓声も上がっていました。 一人あたり約450本もの成苗を植えることででき、秋の稲刈りや冬場の酒仕込みへの良い準備となりました。

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