かんなび 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。

2022.09.05

頼末 武史

大学院(共生博物部門) 准教授
研究分野

海洋生態学

専門分野・研究テーマ

海産無脊椎動物の多くは幼生期に海の中を移動し、「好適」な生息場所を選択していることが知られています。この過程は、ヒトに例えると“家探し”に近いかもしれません。皆さんも長く住む家を決める際は、価格や間取り、通勤・通学場所への距離等、様々な条件を頼りに「好適」な家を選択するはずです。私は大学院生の時に小さな幼生が広大な海の中で巧みに“家探し”をしていることに感動し、これまで研究を続けてきました。具体的には、フジツボを対象に幼生の形態観察や幼生誘引フェロモンの遺伝子解析、捕食者の匂いの影響を調べるための野外実験などを行ってきました。このような研究は、フジツボのような付着性生物が船舶等の人工物に着かないようにするための技術開発にも繋がる事が期待されます。 また、外来種の侵入・拡大機構に関する研究や様々な分類群の生物(サンゴ、ヤシガニ等)を対象にした共同研究を展開しています。

 

学生・高校生へのメッセージ

コケ植物のような花の咲かない植物(隠花植物)は一見地味に見えますが,独特の進化の歴史が背景に有り研究材料として優れた特質をもっています。それだけでなく実用的な側面でも,コケ植物の小型で常緑性という特徴を生かし,室内グリーンとしても人気が高まっています。コケ植物を対象としてどんな研究でもOKですので,気軽に問い合わせてみてください。野外調査中心でも室内実験中心でもどちらでも対応できます。

 

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