田中 更沙(TANAKA,Sarasa)
専門分野・研究テーマ
栄養と病気の関係について研究しており、特にリフィーディングシンドローム(再摂食症候群)について研究しています。リフィーディングシンドロームは、低栄養の人が急に栄養を摂取することで発症します。戦国時代の文献にも記された古くから知られた症候群ですが、メカニズムや積極的な治療法はまだ分かっていません。また、現代においても高齢者や病気の患者さんに発症します。そのため、リフィーディングシンドロームのメカニズムの解明、予防・治療のための栄養療法の開発を行っています。
学生・高校生へのメッセージ
管理栄養士、研究者を目指した理由は、私自身や家族が病気になったことがきっかけでした。食べること、栄養というのは、誰もが行う行動で身近なものですが、その一つ一つが体を健康にしたり、また病気への一歩となってしまったりします。当研究室では、栄養素が体に及ぼす影響を研究することで、予防・治療のための栄養療法の開発を目指しています。興味のある方の来訪をお待ちしております。