かんなび 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。

竹端 寛(TAKEBATA,Hiroshi)

社会デザイン系 准教授
研究分野

福祉社会学、社会福祉学、障害者政策

専門分野・研究テーマ

福祉と社会に関する様々な課題を、社会学的視点から理解し、「生き心地のよい社会」に向かうにはどうしたらよいか、を考えています。 福祉課題って、「個人の不幸」「かわいそうな人の悲劇」「自己責任」と思われがちです。でも、様々なボタンの掛け違えや、偶然の出来事の重なりの中で、貧困や障害、ひきこもり、認知症やハラスメントなどに、誰もが関係する可能性があります。さらにいえば、社会構造の歪みが、そのような問題を無視・放置・悪化させている可能性もあります。 私は、様々な福祉現場での悪循環が、どのように社会的に構築されているのかを観察し、それが好循環に変わるにはどうしたらよいか、を現場の人と一緒に考え、現場を変えていく仕事をしています。それを通じて、社会が少しでも「生き心地のよい社会」になれば、と願っています。

学生・高校生へのメッセージ

授業では、反転授業が中心です。事前課題を読んで来てもらい、その内容について仲間と考え合い、全体討論をして課題を深めていくスタイルです。毎回ガッツリ掘り下げて議論をしていきます。 ゼミは、一人一人の「オモロイ!」を重視しています。自分の興味関心に関連して心引かれるテーマを選び、文献調査やフィールドワークを通じて、掘り下げていきます。ゼミでも議論中心で、他のゼミ生のテーマについても深く議論して学ぶきっかけとなります。

さらに詳しく!

【模擬講義】

 

【兵庫県立大学通信(ウェブマガジン)に載ったインタビュー記事】

環境人間学部・竹端寛准教授が2冊に込めたそれぞれの想いにせまる―井関 崇博 准教授との対談インタビュー ―

 

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