かんなび 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。

野村 健(NOMURA,Takeshi)

人間形成系 准教授
研究分野

生物物理学、運動生理学

専門分野・研究テーマ

身体運動やトレーニングを行うことにより、生体内では細胞を取り巻く環境に様々な変化が生じます。運動刺激の一つである機械刺激(メカニカルストレス)は細胞に伸展や圧迫を加え、骨格筋、骨などの運動器や心臓・血管などの循環器系に大きな影響を与えています。このような生体に生じる力の役割とその仕組みを明らかにする学問は「メカノバイオロジー」と呼ばれ、スポーツ科学やリハビリテーション医学への応用が期待されています。本研究室では、身体運動による機械刺激感知機構の解明を目指して研究を行っています。また、運動パフォーマンスと体力的要因との関連、体力測定機器の開発およびトレーニング効果の評価などの研究も進めています。

学生・高校生へのメッセージ

運動やスポーツ、日常生活活動などの適度な運動は、心身の健康の保持増進に重要な役割を果たしています。運動がもたらす心身への健康効果を明らかにすることは、生活習慣病の予防や改善、さらには健康づくりのための効果的な運動療法の開発に繋がる可能性が考えられます。ゼミでは、各自で興味・関心のあるテーマを選び、実験やディスカッションを通して卒業研究を進めていきます。2020年4月にスタートした研究室です。ぜひ一緒に研究してみませんか?

関連コンテンツ

\ この記事をシェア /

Twitter Facebook

教員一覧