爬虫類（ヘビ類、トカゲ類、カメ類）や両生類（カエル類、イモリ・サンショウウオ類）を対象に、外部形態や骨格形態の種内変異や近縁種間での差異を明らかにして、その分類学的、進化学的意義に関する考察を展開します。また個々の種を対象とした生態的特性（例えばどのようなハビタットで何を食べ、何に食べられているのか；いつ頃どんな場所で繁殖し、どのような一生を送るのか；等々）の解明を進めるとともに、外来性爬虫類・両生類（例えば大陸系スッポン、キノボリトカゲ類、ウシガエル、アフリカツメガエルなど）の生態、生活史、在来種への影響などの解明にも取り組みます。

爬虫類・両生類の多様性や分類、現生種が生じてきたプロセスやそれぞれの生きざまに興味のある方、一緒に勉強しませんか？希少種などの存続に影響する、外来種の生態の解明や、防除法の開発に興味のある方も歓迎。