多文化共生教育・国際教育協力を専門としており、現在、特に東南アジアの『学校に行けない子どもたち』の研究を進めています。どのような環境に置かれた子どもでも平等な教育を受けることができるようにするための方策について研究しています。特に、外国人児童生徒や少数民族の子どもなど、社会的に不利な立場にある子どもたちを対象とした教育支援について関心があり、フィールドで子どもたちに接しながら、問題を解決していくというアプローチを取っています。

授業やゼミでは、多様性（ダイバーシティ）に関する書籍を読んだり、実際に性的マイノリティや在日外国人の方々とディスカッションするなど、アクティブに実践研究を進めています。実践研究の一環として、神戸や姫路に住む外国人の子ども達の補習教室でボンランティアをしたり、ラオスに学校を建てる活動を行っています。ラオスに教育支援を行う学生団体（CHISE:チーズ）の顧問となってから0年が経ち、現在、6校目の学校建設を検討しています。