2021.03.10 更新
2020年度の活動報告会を開催しました。
各教員・学生の活動報告
コロナ禍にみまわれた2020年度。地域における未来の暮らしの形を模索する環境人間学部の活動も多くの制限を受けました。しかし、立ち止まっていても仕方がない、できることからやっていこうと、教員、学生それぞれが試行錯誤を行ってきました。
2021年3月3日、本年度の報告会が開催され、関係者が一堂に会し、それぞれの活動の成果を報告し合いました。しっかりとした成果が出たものもあれば、コロナの影響でほとんど進まなかったものもありました。しかし、その全てが次の一歩の礎となることは間違いありません。
報告のタイトルは以下の通り。
コロナと暮らす
- コロナ時代を生きる定時制高校生~ネットとリアルから見る彼/彼女らの居場所~(尾﨑ゼミ・小原雛子・有末真友・川西綾花・河南紗也加・仲野由梨亜・山根清子)
- Withコロナの時代に求められる食育プログラムと教材の開発:児童の飲料選択スキル向上を目指した小学校と大学協働の食育の取組み(永井成美、奥村なぎさ(4年)、毛利美咲(4年))
- 大学生における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する感染予防行動、生活習慣及び危機意識との関連(中出麻紀子・坂本薫・内田勇人)
- コロナ禍での暮らしへの影響を考える(環境人間学ゼミナール(吉村ゼミ))
- 児童養護施設でのICT技術を活用した支援活動の臨床実践的検討-COVID-19感染症影響下のクリスマス会における動画制作・配信を通じて-(井上靖子・井関崇博・桝田佳奈(4年))
- フェイスマスクを着用しての運動が心拍数および主観的運動強度に及ぼす影響(森寿仁・ゼミ学生)
地域における取り組み
- 環境人間学部生が求める姫路市家島のシェアハウスとは?(太田尚孝)
- R2年度 家島小学校<海洋教育プロジェクト>との連携(井上靖子、尾﨑公子、坂本薫、西村洋平、森寿仁、森井沙衣子)
- 家島における民間巫者の存在と儀礼についての臨床心理学的考察(井上靖子)
- 宍粟×兵庫県立大学 しそうはちみつコラボプロジェクト(太田尚孝・井関崇博)
- 西脇市におけるコロナ禍の移住・子育て支援施策と茜が丘複合施設Miraie魅力づくりプロジェクト(杉山武志)
- 西脇市のフェノロジーカレンダーとカードゲームによる地域づくりに関する研究(上山加奈子(4年)・土川忠浩)
- 野里地区における手づくり地図とデジタルツールによる地域の魅力再発見・発信に関する研究(元岡めぐみ(4年)・土川忠浩)
- 伝統的町家における坪庭の通風機能の促進に関する研究(家口拓己(4年)・土川忠浩)
- 食に関わる「伝統文化」について(坂本 薫)
- 環境人間キャンパス内における有用酵母の探索(有満 秀幸)
広域における取り組み
- 生活の質を測り、地域の本質を知る(西村 洋平)
- 住環境の視点から見た地域気候の将来変化(山村 麻紀子・奥 勇一郎)
- 兵庫県の日本海側地域におけるフェーン現象の事例解析(仲山 瑞希・奥 勇一郎)
- 多地点観測による播磨地域のため池におけるメタン動態調査(河内丈太郎(4 年生)・伊藤雅之・中嶌一憲・ 麻田英理(4 年生))
- 環境DNA手法を用いた姫路市内のため池における在来種・外来種の生息調査(麻田英理(4 年生)・伊藤雅之・中嶌一憲・河内丈太郎(4 年生))
- 地方都市における歴史的資産活用と都市回遊の報告(中桐 斉之)
情報発信
- ウェブマガジン「くらすペディア」の運営と改善(井関 崇博・木本 幸憲)