「くらすペディア」は、「ひとの暮らしと、その未来」をテーマに、兵庫県立大学環境人間学部が運営するウェブマガジンです。

このサイトは、ひとの暮らしの現状や未来について学ぶ高校生、大学生や、その実現に取り組む実務家、専門家の皆さんが、学びや活動への新しい視点を得たり、人や地域との交流を広げたりする場となることを目指しています。

「暮らし」と聞くと、衣食住や家庭のやりくりなどをイメージされることが多いと思います。しかし、「都会暮らし」「老後の暮らし」「豊かな暮らし」といった使い方にみられるように、暮らしとは、私たちがその時々のライフステージで、どのような環境に囲まれて、日々どういった生活を送るか、という意味で使うこともできます。そしてそこには健康や食生活といった「身体的」な側面から、労働や消費といった「経済的」な側面、家族や友人、近隣といった「社会的」側面、芸術やスポーツ、言語などの「文化的」側面、さらにこれらの活動を支える施設や自然環境などの「物質的」な側面などが含まれます。私たちは、このような広い意味を踏まえて「暮らし」という言葉を用いていきたいと考えています。

では改めて、私たちの取り巻く「暮らし」はいまどうなっているでしょうか。農村集落では人口減少によって住民サービスが成立しなくなっているところもあります。一方、都市では大企業の生産工場が海外に移転し、地域産業が空洞化してしまったところもあります。また、食料品の画一化や生活スタイルの多様化によって食生活が乱れ、生活習慣病の増加は長きにわたる社会問題に。不安定な雇用やご近所関係が疎遠になることで、家族やそれをとりまく人間関係にも変化が生じています。グローバル化や人口減少、少子高齢化、都市一極集中などといわれる現代社会で、戦後の長きにわたって「当たり前」とされてきた暮らしが成り立たなくなり、様々なひずみが生まれています。

兵庫県立大学環境人間学部はこのような困難を克服するべく教育、研究を行ってきました。ときには、困難に向き合う地域の人たちとともに、新しい環境に合った新しい暮らしのカタチを模索し続けてきました。これをさらに加速させるために、2019年度に発足したのが「くらし×らしさプロジェクト」。地域と大学教員・学生が力を合わせて、それぞれの地域において、よりよい暮らしを実現するための取り組みを展開しています。

本サイト「くらすペディア」はこのプロジェクトの一環で開設しました。本学部における取り組みを紹介し、それを通して見出されたよりよい暮らしのためのアイディアや、これまでの研究、教育の実践から得られた知見を発信していきます。このサイトを通して読者の皆様が新しい気づきを得て、人や地域との新しいつながりを手に入れるきっかけになることを期待しています。

兵庫県立大学環境人間学部くらし×らしさプロジェクト・メンバー

  • ・リーダー 土川忠浩(環境デザイン系)

・メンバー

  • 尾崎公子(人間形成系)
  • 井上靖子(人間形成系)
  • 森 寿仁(人間形成系)
  • 内田勇人(人間形成系)
  • 西村洋平(人間形成系)
  • 石倉和佳(国際文化系)
  • 深川宏樹(国際文化系)
  • 木本幸憲(国際文化系)
  • 太田尚孝(社会デザイン系)
  • 中嶌一憲(社会デザイン系)
  • 井関崇博(社会デザイン系)
  • 池野英利(環境デザイン系)
  • 大橋瑞江(環境デザイン系)
  • 中桐斉之(環境デザイン系)
  • 奥勇一郎(環境デザイン系)
  • 伊藤雅之(環境デザイン系)
  • 吉村美紀(食環境栄養課程)
  • 坂本薫(食環境栄養課程)
  • 有満秀幸(食環境栄養課程)
  • 田中更沙(食環境栄養課程)

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